ホットカーラーの使い方 基礎知識から簡単な巻き方まで・画像あ

 

最近はコテ(カールアイロン)を使ってのセットが主流なため、プロの方以外はあまりホットカーラーに触れた事がないという方も多いと思います。

しかしホットカーラーには、カールアイロンにはないメリットもたくさん存在するのはご存知でしょうか?

 

この記事では、

  • ホットカーラーのメリット
  • 基本的な巻き方〜応用
  • 初心者でも使える効果的な使い方

まで、ホットカーラーについてのほぼ全てがわかるよう解説していきます。

 

ホットカーラーをうまく使うと、とっても仕上げやすいカールが作れるようになるので、苦手な方・興味がある方はこの記事を参考にチャレンジしてみてくださいね!

 

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はじめに:ホットカーラーを巻く意味とメリット

まず、ホットカーラーはどんな時に巻いた方がいいのでしょうか?

 

ホットカーラーは熱でカールを作るものですが、カールを作る以外にも根元の立ち上がり(ボリュームをつける)や癖の矯正をしたい時にとても役立ちます。

アイロンでは根元ギリギリは火傷してしまうので攻められません。

しかし、ホットカーラーは低温(約60度前後)なので根元限界から立ち上がりをつけられます。

 

また直毛で髪質硬めの方は、ホットカーラーで巻いておくことによって出来るウェーブで、髪が柔らかくまとめやすくなります。

ホットカーラーは髪に優しい

ヘアアイロンは比較的高温で一気に髪に熱を通すため、短時間でしっかりとしたカールを作ることが出来ますが、その分髪の毛は傷みます。

それに対しホットカーラーは低温で巻くので髪のダメージに繋がりにくいです。(熱によるタンパク変性を起こしにくいため)

 

ヘアアイロンとホットカーラー、どちらも毎日使用したとしても、ダメージ量は圧倒的にホットカーラーの方が少なくなります。

ナチュラルな前髪が簡単に巻ける

また、前髪を巻きたい時にも最適です。

根元からの自然な丸みのある前髪も、ホットカーラーを使う事で火傷の心配なく簡単に作れます。

特に前髪の根元に癖がある方は、コテで巻くと自然に流れにくいのですが、カーラーだったら綺麗に流すことができます。

 

コテ(カールアイロン)とホットカーラーのカールの違い

コテ(カールアイロン)とホットカーラーのカールの違い
左:ホットカーラー 右:コテ(カールアイロン)

 

アイロン=根元から毛先まで均一なカールがしっかりとつく

ホットカーラー=根元はふんわりと、毛先に強くカールがつく

 

よくある勘違いとして、ホットカーラーでもアイロンでも同じようにカールがつけられると思われていることがあります。

しかし、コテで巻いたカールはコテでしか付けられません。そして、ホットカーラーで巻いたカールもホットカーラーでしか同じようにつけられません。

 

ですから、いつもアイロンでしていることをホットカーラーにまかせようとしても、同じようにはできないんです。

(アイロン風には巻けますが、あくまでも“風”なので実際は結構違います)

 

コテとカーラーではそもそも仕上がりが違うということを頭に入れておきましょう。

 

基本的なカーラーの巻き方(上持ち、下持ち)

ここからは基本的なカーラーの巻き方について解説していきます。

 

基本的なホットカーラーの巻き方1

まず、毛束を取る量はカーラー幅程度を目安にとりましょう。

 

基本的なホットカーラーの巻き方・2

毛束をとったら少し斜め上に梳かし、カーラーを置きます。

この時、毛束のパネルが緩まないように、ピンと張った状態(テンションをかける)を維持します。

 

慣れていないとカーラーを持つ手がとても熱く感じるので、手早く行います。

 

基本的なホットカーラーの巻き方・3

コームのテール部分を使い、毛先をカーラーとパネルの中にしまいこんでいきます。

ここは毛先が折れないようにするためのとても大事な工程です。

 

毛先をしまいこんだあと、上に向かって少し滑らせる事でより毛先が綺麗に巻けます。

 

基本的なホットカーラーの巻き方・4

綺麗に根元まで巻き込んだら、写真のように差しピンで固定して完了です。

最初のとったスライスの中に綺麗にカーラーが収まっている状態をオンベース(頭皮に対して約90度に毛束を引き出す)といい、特別な理由がなければ全てこの角度で巻いていけばOKです。

 

一連の動作は動画で確認できます。

※巻き込みながらコームのテールを入れる動作がありますが、これは細かな毛を拾ってしまいこんでいます。

セルフでホットカーラーを巻く場合は、全てこの上持ちを参考にしてください。

 

こちらは、人に巻く場合に出来た方が楽な持ち方になります。

頭の半分から下はこの持ち方で巻いていくと体制が楽です。

 

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実践はわりとざっくりでOK

実践する時に見本のように綺麗に巻こうとしたら、いつまで経っても先に進まなくなってしまいます。

実践ではもう少しざっくりと毛束をとって巻いていって大丈夫です。

 

セット本や写真では見栄えがいいため綺麗に巻かれているものが多いですが、実はこの程度で全然巻けます。

※テンション(引っ張り)をある程度掛けながら巻いていく事、毛先が折れない事にだけ気をつけましょう!

 

和髪などにつかう場合はもう少しきっちり巻いた方がやりやすいですが、簡単にアップにするくらいでしたらこれでOKです!

 

NG例:毛先が折れるとは?

写真・左は毛先が折れた失敗例です。写真・右は綺麗に毛先まで巻けている状態。

 

このように毛先が折れてしまうのは、巻き込む段階で毛先がすでにくしゃっと折れてしまっていることが原因です。

 

この状態でカールがついてしまうと、写真のように毛先がポキっと折れたカールになってしまいます。

 

毛先をしまう場合はこれでもいいですが、毛先を出す場合は、スタイルの出来が悪くなるので注意しましょう。

折れないように巻くには、毛先を巻き込む時にしっかりとテールでしまい込む事で解消されます。

 

基本の巻き方:中間巻き

基本的な巻き方をもう一つ紹介します。

こちらはカーラー巻きに慣れてきたら、通常の巻き方と合わせて使い分けるといい巻き方です。

 

ホットカーラー基本の巻き方:中間巻き・1

毛束の中間部分にカーラーを当てます。

そのままカーラーに直接髪を巻きつけるようにしていきます。

 

ホットカーラー基本の巻き方:中間巻き・2

毛先まで全て巻きつけてしまいましょう。

 

ホットカーラー基本の巻き方:中間巻き・3

最後まで巻きつけたら差しピンで固定して完了です。

 

動画で一連の動作を確認できます。

 

中間巻きのメリットとデメリット

中間巻きのメリットは、

  • 髪が長い場合でも、早く巻くことができる
  • 毛先にカールがつきにくくなるが、根元の立ち上がりはつけやすい

という2点です。

ただ巻き方としては少々雑で、毛先が折れやすくなります。

毛先をあまり使わない、しまいこむようなまとめ髪スタイルの場合に最適な巻き方です。

 

ロングの方がセルフで巻く場合は、通常の巻き方では腕が届かず、中間巻きをしないと物理的に無理なのでこちらの巻き方で練習していきましょう!

 

アップステムとダウンステムについて

アップステムは、スライスをとったパネルを前に倒しながら巻く事で、根元の立ち上がりをしっかりとつける事ができます。

逆にダウンステムは立ち上がりが不要な場合に、根元をさけて巻くやり方です。

 

アップステム

上の写真はアップステムで巻いた状態です。

毛束をなるべく前に倒した状態で巻いていくと、最初のスライス線よりもカーラーが前にずれています。

よりトップの立ち上がりの癖を付けたい時に使います。

 

ダウンステム

 

ダウンステムはアップステムとは別に、毛束を寝かして巻いた状態です。

写真をみてわかる通り、この状態で巻くと根元にカーラーが当たらないので、根元部分の立ち上がりがつくことはありません

※写真はよりわかりやすくする為、気持ち強めに下げています。

中間毛先にカールが欲しいけど、根元の立ち上がりがいらない場合はこの巻き方で巻きましょう。

 

 

仕上げ方とカーラーのサイズの選び方

※左から特大カーラー、大大カーラー、大カーラーと販売店では説明されています。

 

ここまで解説したことをふまえて、自分が作りたいスタイルに合わせて巻き方やカーラーのサイズを考えていきます。

カーラーのサイズは

  • 特大カーラー(アイロンだと38mmに近いサイズ)
  • 大大カーラー(アイロンだと32mmに近いサイズ)
  • 大カーラー(アイロンだと26mmに近いサイズ)

まだ他にもサイズはありますが、基本的にこの3種類で十分たります。

 

トップにボリュームがほしい→特大カーラー

前髪を巻きたい→ナチュラルなら特大カーラー、強めなら大大カーラー

アップにする→まとめたいなら特大カーラーか大大カーラー、カールアップなど動きがほしいなら大カーラー

 

・・・など、どんな風に仕上げたいかで使うカーラーのサイズが変わってきます。

※髪質によってカールがつきにくい場合は一つ小さめのサイズを使うとカールがつきやすくなります。

 

最初はよくわからないと思いますので、事項で少ない本数でオールマイティに効率よく巻けるやり方をご紹介したいと思います。

 

セルフでカーラーを使いたい場合のオススメの巻き方

応用がきく超簡単な巻き方の紹介です。

ちなみにカールアイロンとの併用もOKです!

上の写真がどんな状態なのかというと、トップはボリュームを出して、毛先のみカーラーで巻いた状態です。

 

アップにする場合でも、トップをふんわりと出して、毛先も少し巻いておくことでまとめやすくなります。

簡単なアップならこれで十分対応できますよ。

 

ダウンにする場合でも、この状態で巻いた後でアイロンを使って部分的に巻きなおしていけばOKです。

先に毛先がカーラーで巻かれているので、アイロンで巻き直していく際に毛先がとても巻き込みやすくなります。

 

ホットカーラーのよくある失敗

カーラー初心者の方がやりがちな失敗です。

 

1.ボリュームの出過ぎ(特に巻きおろしの場合)

しっかりとカールをつけるために全頭巻いて放置しすぎてしまい、全体的に根元が立ち上がりすぎて爆発した状態に・・・。

アップにする場合は、ゴムで結ぶなりすればボリュームを抑えられますが、巻きおろしにしたい場合は困りますよね。

慣れないうちはトップのみカーラー、下はぶら下げてカーラーを巻くか、アイロンで仕上げると失敗しにくいです。

 

2.カールがつかないからと、小さいカーラーでたくさん巻く

小さいカーラーで変に巻くと髪の毛がめちゃくちゃに爆発し収集つかなくなります。

→ホットカーラーで巻きがつきにくい場合は、まずテンションをしっかりとかける事と、巻く髪の量を少し減らすなどして対処しましょう。

 

オススメのホットカーラー

<プロカールン>

僕が一番おすすめするのは、この『プロカールン』です。

業務用でも使われているモデルで、とにかく温度が高めに温まります。

市販のおもちゃのようなホットカーラーと比べると温度の差は歴然で、髪に熱が浸透しやすくしっかりとカールをつける事が出来ます。

「ホットカーラーを使ってみた事あるけどカールがつかない」

といった理由の一つとして、温度が低すぎるのがあげられます。本格的にカーラーを使ってアップを楽しみたい方にはオススメのモデルです。

カーラーは後からほしいサイズだけ買い足せます。

 

<カールン>

先ほど紹介したカーラーの一般モデルです。

4本刺しなので温めるのがめんどくさいですが、前髪を巻く、トップにボリュームを出す、といった程度ならこちらのタイプがオススメです。

ヘアアイロンと併用して使えば本数の少なさをカバーできますし、スタイリングの時短にも繋がります。

 

ホットカーラーを購入後、巻く前にしておきたい事

新品のカーラーには(メーカーにもよりますが)写真のように“玉”がついています。

この玉があるととても巻きづらく、髪質によっては毛が絡まる原因になるので、この部分をハサミで処理していきます。

 

処理の仕方は、ハサミを当てて切っていくだけです。

切った際に、あまりにケバ立ちが出てしまった場合は、眉きりハサミのような小さいハサミで綺麗に処理しておきましょう。

切った後は写真のように玉部分がなくなりすっきりします。

 

まとめ

以上、ホットカーラーの基礎知識から具体的な使い方の説明でした。

 

最初は「難しそう・・・」と思うかもしれましんが、慣れてくると簡単で朝のセットの時短にもなります。

 

一部ではホットカーラー派、ヘアアイロン派と言われたりもしますが、本来は両方使い分けていただくのが一番綺麗にスタイリングするためにはベストです。

互いにそれぞれいい所がありますので、アイロンしか使えない・使ったことがないという方は、この機会にカーラーにも挑戦してみてくださいね!

スタイリングの幅が広がり、クオリティーのアップにも繋がると思いますよ!

 

プロを目指す方に向けて、専門的に解説したホットカーラー記事もあります。

基礎から学ぶヘアセット:ホットカーラー編①基本的な巻き方の解説

 

 

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