アメピンと同じく髪を留める用途でよく使われるUピンですが、このページでは、Uピンを使って仕上がったスタイルを微調整するやり方を解説していきます。

 

実際にお客様のセットに入っている時に、仕上がりに対して微調整をお願いされることもあるかと思います。

そんなとき、指摘された部分を直そうと一生懸命コームでなでつけたり、手のひらで無理やり抑えようとしてみたり・・・といった無駄なタッチを延々としてしまうのはNGです。

 

指摘された箇所はスマートに少ない手数で手直しした方がお客様も安心しますし、時間もかかりません。

 

ここで紹介するUピンでの修正法は、そんな場面で必ず役に立つはずです。

 

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Uピンを使ったスタイルの修正方法

Uピンで髪の毛を抑えるタイミングは、仕上がる寸前など最後の微調整にとどめておきましょう。

 

使いたくなる場面で多そうな状況は、

  • ボリュームを少し抑えたい
  • デザインの繋がりを自然に見せたい
  • 編み込んだ際に編み目が少し浮いた

実践していると他にもありますが、様々なケースに対して多少の修正を行う事が出来ます。

 

ここでは、よくある事例とその修正方法を画像を使って解説していきますが、その前にUピンの留め方である『プラスピン』『マイナスピン』について解説します。

プラスピンとマイナスピンとは?

毛流れに対してどう留めるかで『プラスピン』か『マイナスピン』かが変わってきます。

 

下にわかりやすく画像を用意しました。

左側→『マイナスピン』毛流れとピンの向きが同じになっていると思います。

右側→『プラスピン』毛流れに対して垂直にピンが入っています。

 

左:マイナスピン 右:プラスピン

先ほどのピンを押し込むと、この状態になります。

この二つの留め方は、どちらも実践で使います。

 

●プラスピン

ピンが多少目立ちますが、髪を支えやすい留め方です。(挟む面が多い分)


●マイナスピン

ピンがより目立ちにくくなりますが、髪の毛をあまりすくえないので、留める力は小さめです。

 

今回のように「仕上がったスタイルを修正する」という用途では『マイナス』の方を使っていきます。

すでに仕上がっているものを微妙に修正したいだけなので、幅広く固定できるプラスピンよりも、修正箇所が目立ちにくいマイナスピンの方が向いているからです。

修正例

・編み込んだ際に編み目が少し浮いた

ちょっとわかりにくいですが、編み込みでボコっと盛り上がって浮いてしまった時に、編みなおし無しで修正する方法です。

 

浮きが気になる箇所に編み目の毛流れに対してマイナスピンでピンをいれていきます。

 

ちょっとわかりにくいですが、左が修正前の画像で、少し編み目が浮いている状態です。

右の画像の丸で囲っている部分が、マイナスピンで修正後。

微妙な違いですが、よく見ると編み目が頭の丸みに沿っているのがわかると思います。

 

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・ボリュームを少し抑えたい

例えば、正面から見た時に左右のバランスがズレてしまった場合。

(必ずしも左右対象にする必要はありませんが、左右対象にしたいのにズレてしまった場合です)

 

顔周りが気になる場合、浮いてる部分を直接抑えようとしてもピンをうつ所がありません。

ですから、「浮いている毛はどこから来るのか」をしっかりと見極めた上でマイナスピンを入れていきます。

 

上の画像の場合は、写真の位置辺りが最適です。

 

修正後

 

・デザインの繋がりを修正

最後は「意図せず出来てしまったデザインの穴」を修正してみます。

画像のスタイルは、すき毛を土台にゆるくねじった毛束を乗せて作ったものですが、赤丸の箇所が開きすぎていて、すき毛が見えてしまっています。

 

今回も同じように『マイナスピン』で修正していきます。

隠したい位置の近くの編み目をマイナスピンですくい、少し持ち上げるようにしてピンを入れます。

 

すると、ぽっかり出来ていた隙間が自然に馴染んでいると思います。

 

このようにUピンをうまく使う事で、デザインの微調整が可能になります。

細かいことですが、クオリティにも差が出るのでやらない手はありません。

 

 

ただし修正箇所があまりに多いと、頭の中がUピンだらけの串刺し状態になって、後々のクレームに繋がりかねません。

修正は最小限に抑え、あまりに修正点が多い場合は、そのスタイルについてもう一度見直したほうがいいと思います。

 

補足

Uピンの種類は大きさ違いでいろいろとあります。

Uピン大(ネジピン)、Uピン小(オニピン)、毛ピンなど。

>>>ヘアセットに使うピンの種類&特徴を解説!

ピンの種類や特徴については上で解説していますが、ここでは全てUピン大(ネジピン)で解説しています。

留めたい場所や状況に合わせてピンを選別してくださいね。

 

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