ヘアセットに失敗しないためのオーダーのコツ

 

ヘアセットで失敗しない為には、お客様と美容師の二人のイメージの共有が大事になってきます。

これがズレてしまうと「髪型が気に入らない・・・」といった事に繋がってくるからです。

この“イメージの共有”というのは正直とても難しく、しっかりカウンセリングをしたつもりでも細かいところにズレが生じてきます。

美容師もお客様もどちらも違う人間で、違う感性をもっているので、伝えようとしてもなかなかうまく伝わらないものです。

 

そこで今回は、イメージの共有をうまくする為の失敗しないオーダーのポイントを紹介していきます。

 

美容師目線からも、「こう伝えてくれるとわかりやすい・作りやすい」といった部分を書いていけたらと思います。

このオーダーのコツを覚えて自分のしてほしい髪型になるようにうまく誘導していきましょう!

 

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『言葉だけ』でやりたい髪型を説明するのはNG

 

まず例として、

「下めで、綺麗めにまとめて下さい。」

とオーダーした場合、美容師によってイメージするスタイルが変わってきます。

 

例えば、『ツヤのある面でまとめたシニヨン』と『毛流れを作り、綺麗めに引き出したシニヨン』・・・。

どちらも下めの綺麗めスタイルだとは思いますが、スタイル的には全然違いますよね。

 

お客様がツヤっと面でまとめたシニヨンをイメージしていたのに、美容師側が毛流れを作ったシニヨンを想像してしまったら、イメージとまったく違う物が出来上がってしまいます・・・。

 

そうならないよう美容師側は作る前に細かい確認をするべきなんですが、まれに確認もなしに作り始める美容師もいます。

後ろは自分では見えないので、完成後に鏡を見てから「なんだかイメージと違う…」なんて事も。

 

 

僕の場合、10代〜60代までと幅広い層のお客様を担当するので、こだわりポイントや価値観、センスがほんとに様々です。

ですから、基本は細かなカウンセリングを心がけていますが、それでもやはり口頭だけではなかなか想像しにくいものです。

 

イメージするスタイルがある場合は、失敗を減らすためにも、言葉だけで説明するのはなるべく控えましょう!

 

やりたくない髪型・嫌いなスタイルを伝えて、それ以外でおまかせ

 

これはある意味逆の発想でいいと思います。

 

もし、やりたい髪型が特にない場合は、嫌い・やりたくないスタイルを伝えておけば、それを避けるように作ってもらえるので失敗する可能性は極力減ります!

 

まれに「おまかせ」とお願いしたら、古臭いまとめ髪になってしまったという話を聞きます。

これは、お客様の苦手なスタイルを美容師が把握していなかったことが原因で起こります。(技術の問題もありますが)

 

特にやりたい髪型がない場合でも、

「夜会巻きは嫌い」

「アップでも編み込みは苦手」

と伝えることで、好みではない髪型が出来上がることはなくなります。

 

僕もお客様に「おまかせで」とオーダーされた時に、これを聞く事がとても多いんです。

好きじゃないアレンジ、嫌いなニュアンスだけを聞いて、お客様に似合うスタイル、僕が得意 or 好きなスタイルを提案して作っていきます。

 

画像・写真を見せる

ヘアセットに失敗しないために、画像・写真をみせる

 

これは何よりも一番わかりやすい方法です!

お互いのイメージの共有もしっかりできますからね。

 

画像や写真は、

  1. 後ろのデザインがしっかりとわかるもの
  2. 後ろの写真とは別物でもいいので、前からの雰囲気がわかるもの

を用意しましょう。

 

どちらかだけでも大丈夫ですが、その場合はオーダーする時に、

「前から見てこんな感じ。後ろはお任せ!」

といった感じに、こだわりある方の写真を見せて確認をとっておくといいですよ。

 

・・・しかし、このオーダー方法にも一つ落とし穴があります。

それは担当する美容師の技量によって仕上がりに差が出てくるということ。

 

「写真と同じ感じにして!」というのはイメージを伝えるのに確実な方法ですが、同じように作るのは実はとても高度な技術を必要とします。

 

写真のモデルと本人とでは、髪の長さやカット・毛量・カラー・頭の形はほとんど違います。

毛量少なめの人が、毛量の多いモデルのアレンジをやりたいと思っても、ベースに使える髪の量・引き出せる量が違うので、どうしても細かな点で変わってきてしまいます。

 

写真と似せることは、美容師側も様々な知識・技術を広く習得してないと出来ない芸当です。

仮にその写真がその美容室のもの、あるいは作った本人だったとしても、モデルが変われば若干デザインは変わってきてしまいます。

 

ですから、画像はイメージ共有の補助として、好きなスタイルの雰囲気・ニュアンス・言葉では伝えにくい部分を伝えるために見せ、“まったく一緒の髪型になる”とは思わないようにしましょう!

 

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ちょっと技術が必要そうな髪型・特殊な髪型→事前に確認をすると◎

 

特殊な髪型の写真を載せている・もしくはそれ専門のサロンへ予約する場合は必要ありません。

しかし、一般的なサロンでちょっと複雑なスタイルをお願いする場合は、事前に可能かどうかの確認をしっかりとりましょう!

 

例えば、薔薇ヘアー、コーンロウ、ブレイズ系セット、その他創作系 etc…。

 

これら特殊系をやりたい場合、来店時に画像を見せても断られる可能性があります。

もし可能だとしても、時間と技術が必要になるぶん、追加料金を取られることもあるので事前の確認は大切です。

 

また、コーンロウやブレイズ系スタイルはブラックヘア専門のサロンも存在するので、そちらにお願いしたほうがいいでしょう。

 

“美容師=髪全般のプロ” と、思ってらっしゃる方も少なくありませんが、厳密には専門性がそれぞれ異なるので専門店(※)にお願いする事が失敗しないためにとても重要です。

 

※ 専門店とは

(例)

  • カット・カラーメインの美容室
  • セット専門の美容室
  • ブラックヘア専門の美容室
  • エクステ専門の美容室
  • 縮毛矯正専門美容室

・・・などが存在します。

 

 

まとめ

ヘアセットで失敗しないためのオーダーのコツ、いかがだったでしょうか?

 

  • 言葉だけでやりたい髪型を伝えない
  • 画像は好きなスタイルの雰囲気やニュアンスが伝わりやすくなる
  • おまかせする場合でも嫌いなスタイルやデザインを伝えておく

このポイントをきっちり抑えておくと、オーダーでの失敗はなくなります!

 

技術以前に、オーダーでイメージが食い違うと絶対に失敗します。

 

僕は以前「ルーズは嫌だからきっちり作って欲しい」と口頭でオーダーされ、面のデザインを入れて作ってしましました。

するとお客様からは「イメージと違う」とご指摘が・・・。

 

僕は勝手に、

“ルーズNG” “きっちり”=シンプルなまとめ髪

をイメージしてしまいましたが、お客様は、スジっぽい動きのあるセットをイメージされていました。

 

お互い“ルーズ”や“きっちり”という表現の解釈に違いがあったという事になります。

 

カウンセリングをどれだけ長くやろうとも、互いにイメージ共有ができていないと、解釈の違いというのはどうしても出てきてしまいます。

そうならないように今回のポイントを意識してオーダーしてみてくださいね!

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