レトロな女学生風アレンジの紹介です。

この髪型も以前に紹介した「束髪くずし」というスタイル同様、西洋文化が日本に入ってきた明治時代に流行した髪型です。

 

束髪くずし風アレンジはコチラ

ハイカラ女学生風レトロなハーフアップ(束髪くずし風)

 

 

調べてみると、こういった形をした髪型の事を『マガレイト』というらしいです。

 

明治に入り婦人束髪会によって提案された束髪の一つで、

いままでの手間のかかる日本髪とは大きく変わり、簡単に結えること、そして和服にも似合うことから当時の女性たちの間で流行したそうです。

 

上の画像でも使用していますが、

NHKのドラマ『花子とアン』で吉高由里子さんがこの髪型をされたことで少し有名になりましたね。

 

このマガレイトという呼び方も、元々は西洋で「マーガレット」と呼ばれていたものが、日本に来た時に発音などの違いによりマガレイトと認識されるようになったのかな〜、と個人的に思いました。

 

本当の由来については、三つ編みを途中から折り曲げて作るため「曲がれ糸」から来ているだとか、植物のマーガレットから来ているだとかいろいろな説があり、どれが正解というわけではないようです。

 

 

今回はそんな昔ながらのヘアスタイルを自分なりに再現してみました。

当時の作り方とは異なるかと思いますが、なるべくレトロな形を崩さないように作っています。

よければ参考にしてみてくださいね。

 

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必要な髪の長さ・毛量

昔のスタイルなので、同じように作っていくなら全体的に長さとそれなりの毛量があった方が作りやすいです。

下の三つ編み部分のデザインは、一度毛先まで三つ編みして中間部分から折り返して作るため、長さがないと短くなりすぎてしまいます。

 

今回使用したウィッグも胸元まであるロングですが、それでも少し長さが足りないと感じました。

折り曲げることはできても、垂らした三つ編みのデザインが大きなリボンに隠れて見えなくなってしまうので、

スーパーロングくらいあるとデザインが活きてくるかと思います。

 

 

スタイルの作り方紹介

 

アレンジの手順とポイントの解説

作り方は以前にアップした束髪くずし風のハーフアップとほぼ一緒です。

 

しかしこちらでは髪をしまいこむやり方で作っており、

よりキレイに仕上がる分難易度が少し高めのまとめ方になっています。

 

あとは、下部分が三つ編みになっているのでその部分を作っていきます。

ベースはこのような状態です。

耳の辺りで髪を前後に分け、前側はホットカーラー、後ろは下めにゴムで結んでおきます。

 

トップ〜サイドにかけて逆毛を立てる

カーラーを巻いた部分にしっかりと逆毛を立てていきます。

逆毛を立てる際のスライスはレンガ状でとっていくと仕上げやすいです。

 

すき毛をおく〜被せる

逆毛を立て終えたらすき毛を固定していきます。

耳から自然に丸くボリュームを出したいので、耳上の部分にも薄く繋がるようにすき毛を入れます。

 

すき毛をおいたら、逆毛を立てたスライスを広げるようにしながら被せていきます。

補助としてダッカールなどで仮止めしつつ作業を進めるとやりやすいです。

 

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面をつくり固定していく

被せた部分の面をコームで綺麗に整えながら、毛先を折りたたみピンで固定していきます。

 

動画では面にしたい部分を4分割して順番に留めています。

いくつに分割して止めてもいいですが、多く分割しすぎるとピンが増える上に面が整えづらいので4分割程度を目安にするといいでしょう。

 

逆に分割する数を少なくするとピンが減る&手間が少なくなり時短にもなりますが、その分難易度は難しくなります。

 

ダッカールで面が動かないように固定しつつ、とめていきます。

 

全てしまいこんだ状態がコチラです。

仮止めのダッカールを外し、もう一度 全体を撫で付けながら整えていくと、繋がりがより自然になります。

 

これで上の部分は完成です。

 

三つ編み部分の作り方

次に下の部分のまとめ方です。

上に比べたら、三つ編みしたものを固定するだけなのでとても簡単です。

簡単に説明していくと、毛先までしっかりめに三つ編みを編んでいきます。

 

編んだ三つ編みを中間で折り曲げた状態で固定します。

ゴムでもピンでもどちらでもOKです。

 

リボンをとりつけて完成

最後に上に大きめのリボン、下の三つ編み部分にそれよりも小さいリボンをとりつければ完成です。

 

このスタイルはリボンがないと雰囲気が出ないので、リボンは絶対に用意しましょう!

 

まとめ

ハーフアップと上の作り方はほぼ同じですが、

下の髪を下ろすか、まとめるかで全く違ったスタイルにも見えますね!

当時の女性達はこのスタイルを自分たちで結っていたそうですから驚きです。

 

たしかに日本髪にくらべたら難易度はかなり低いでしょうが、

それでも当時の方々の髪結技術は相当なものだったのでしょう・・・。

 

この髪型をきっかけに、もっとレトロなスタイルを研究していきたいなと思いました。

 

今ではかなり個性的なスタイルになりますが、

卒業式での袴などお着物を着る際にはぜひチャレンジして、明治ロマンを味わってみてください。

 

また、今回のマガレイトスタイルをもっとナチュラルでルーズにしたものも作っています。

よろしければご覧下さい。

 

【卒業式・袴】レトロな髪型「マガレイト」をルーズにアレンジ

 

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