こんにちは、美容師のRyoです。

 

この記事では、ヘアセットをする時に何かとよく使うゴムの結び方について解説していきます。

 

ヘアセットで使うゴムは「糸状になっているタイプ」と「輪っか状になっているタイプ」があり、その都度使い分けます。

 

 

輪ゴムを使って髪を結ぶのは一般の方もよくされているやり方だと思いますが、

今回解説していくのはプロの方がよく使う糸ゴムの結び方です。

 

セルフでも慣れれば出来ると思いますが、どちらかというと、人にヘアセットをする時に向いている結び方です。

(セルフの場合は毛束を抑える持ち手が変わります)

 

 

糸ゴムで結ぶメリットは、どんな長い髪の毛でも結びやすく、輪っか状のゴムよりもきつく結べること。

それにより、結ぶ角度なども自由に変えられるところが大きなメリットです。

 

また僕が普段使っている結び方は、手品のように簡単にほどける結び方ですので、セット後のオフがしやすいとても優しい結び方です。

ヘアセットされる方なら知っている技術かもしれませんが、知らない方は使ってみてくださいね。

 

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糸ゴムの結び方解説

使う糸ゴムは購入したては束になっているので、お好みのサイズにカットして使いましょう。

 

種類によってゴムの硬さがいろいろありますが、ゴムの伸びが中くらい〜硬めのものを選んだ方が結びやすいです。

 

 

画像で細かい解説をして、GIFで全体の流れが確認できるようにしていますので、見ながらチャレンジしてみてくださいね。

※左利きの方は持ち手を逆にしてください。

 

結びたい位置に髪を集めて、きつめにしっかりと握り込んでおきます。

毛量の多い方は毛足の長いブラシを使って中まで梳かしておくとやりやすいですよ。

 

 

しっかりと握りこんだ状態から中指にゴムを挟みます。

 

 

親指を開いて頭皮にしっかりと押さえつけながら、ゴムを引っ張ってテンションをかけていきます。(ゴムを伸ばしてピーンと張らせた状態のこと)

 

ゴムにテンションをかけた状態のまま、時計周りにゴムを巻きつけていきましょう。

最低でも3回は巻きつけてください。

 

 

しっかりと巻きつけたら、中指に挟んでおいたスタート部分と巻きつけ終わったゴムの2本を上に引っ張り、さらにゴムを締めていきます。

人によってはきつく締めすぎると痛くなってしまうこともあるので、加減を聞きながら締め具合を調節していきましょう。

 

 

しっかりと締めたら左手の親指と人差指でゴムの根元をしっかりと挟みます。

親指と人差指でしっかり根元を押さえていれば、右手は離してしまってもゴムは緩みませんので右手がフリーになります。

 

フリーになった右手を使い、ゴムの右端が上、左端が下に来るようにゴムをクロスさせます。

 

 

クロスさせた部分を右手の親指と中指で上から挟み人差指を使って輪っかに通していきます。

輪っかに通す回数は”2回”です。

ここの部分は少し練習しないと難しいかもしれません。

 

 

輪っかに2回髪を通したら、手早く両端のゴムを引っ張って結びます。

 

 

ゴムが長く残りすぎた場合、スタイルを作っている時に飛び出してくる事もあるので、ピンを使って邪魔にならないところにまとめてとめておくといいですよ。

 

もしくは短くカットしても大丈夫です。

切る場合、1cm程度は端を残しておくようにしましょう。

(堅結びではないので、端を短くしすぎると解けてしまう可能性があります。)

 

この結び方に慣れてなおらず、ほどけるのが心配な場合は、結んだところにスプレーを吹きかけておくと摩擦が効いて耐久性が増します。

 

今までこの結び方をしていて「ほどけた」と言われた事はありませんが、毛量がかなり多くてハリ・コシがしっかりしている方の場合はもう1本同じ結び方でゴムを重ねておくと心配はなくなります

 

糸ゴムの結び方(GIF)

画像で説明した工程をGIF動画で通してみてみましょう!

 

 

結んだゴムの解き方

前述にも言ったとおり、この結び方はゴムの端を引っ張るだけで簡単にほどけます

スタイルチェンジの時にもこの結び方だと簡単にほどけるので便利です。

 

担当したお客様にもこのほどき方を伝えておくと、オフのストレスが軽減されると思いますよ。

 

ゴムの結び方の角度について

補足として、ゴムを結ぶ角度について解説していきます。

結ぶ時の手の角度を変える事で、結ぶ角度も微妙に変える事ができます。

角度を変えて結ぶ事で、作るスタイルの微妙なシルエットに影響します。

 

頭皮に対して直角

基本は頭皮に対して直角になるように結びます。

基本的にはこれで結んでしまって大丈夫です。

 

 

頭皮に対してやや下げた角度

頭皮に対して、少し下に下げた状態で結んでいます。

こうすることで、毛束を下方向に向ける事が出来ました。

 

この下に向けるか向けないかでも、例えばシニヨンを作る時のシルエットが微妙に変わってきます。

 

 

頭皮に対してやや上げた角度

少し角度をあげて結んだ状態です。

ポニーテールを作る時は、少し角度を上に結んでおくことで綺麗なシルエットに整えやすくなります。

角度を上にする時は、普通よりもきつくゴムを締めないと上がらないので注意しましょう。

 

角度を上にする事で、毛束が上に広がりやすくなりますよ。

 

 

まとめ

この結び方を覚えておけば、土台を作るスピードも上がります。

さらに、ゴムが髪に絡むことも少なくオフがたいへん楽なので、お客様のストレスも軽減されると思いますよ。

 

結び方のポイント
  • 手の角度は結びたい角度に合わせる事
  • 結ぶ角度を変える事でスタイルのシルエットに影響が出る

 

以上2点を特に意識して結んでください。

 

人によっては締めすぎると痛い場合もあるので、ゴムを締める強さはお客様の髪質や頭皮の状態に合わせて調節しましょう。

最初は慣れないと思いますが、練習していく事でスムーズに結べるようになります。この記事を参考に練習してみてくださいね!

 

 

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