簡単で早いシニヨンベースの作り方

 

今回は洋装や和装の髪型の時に使う簡単なシニヨンベースの作り方を3パターン解説していきます。

しかし、今回ご紹介するシニヨンの作り方はきちんとした作り方とは少し異なります。

 

いろいろなシニヨンベースの作り方がありますが、僕が普段仕事をしていく上でなるべく早く仕上げつつクオリティもそこそこ保てるように元々のやり方から簡略化していったやり方です。

きちんとしたやり方と違ってとても簡単なので、ある程度セット慣れしている方でしたら明日にでも実践できる内容だと思います。

 

スポンサーリンク

 

 

シニヨンに使う道具:ネットの解説

先にこちらを解説しておきます。

シニヨンは崩れやすいスタイルなので、ネットを使う事が多いです。

僕が使っているネットは、薄いネットと厚いネットの2種類を状況やスタイルによって使い分けています。

薄いネット

いろんな種類がありますが、こんな感じの袋に入っていて問屋で買うことができます。

 

中身はこんな感じです。

白い壁で見ないと薄すぎてよく見えません。

スタイルで使うときは、小さめのシニヨンでちょっと強度がほしいなと思った時に使う事が多いです。(大きめの時にも使えますよ)

 

厚いネット

こちらが分厚い方のヘアネットで写真と同じものは楽天で購入しています。

ヘアーネット Sサイズ T20662 (100枚入)

 

中身はこんな感じです。

薄いネットと比べると網目が細かくしっかりしています。

フチの部分はゴムの素材で伸縮するように出来ているので、この性質を利用したシニヨンの作り方もあります。

 

シニヨンの作りかた①:すき毛巻き込み

このやり方は洋装で丸っこいシニヨンを作りたい時に使えます。

ただ、すき毛を巻き込む髪の長さがないと出来ないのでロングのお客様にしか使えません。

 

☆すき毛を巻き込む

すき毛を巻き込み、毛先はすき毛の裏に入るように納めてます。

毛先をおさめた所にダッカ―ルで仮止めしておきます。

この状態ですき毛の4か所にピンを打ってすき毛を固定していきます。

使いピンはUピンでもアメピンでも使いやすい方で大丈夫です。

 

☆髪の毛を広げ、ネットをかける

髪の毛を片側ずつ広げてたらUピンで固定します。

なるべく毛流れが乱れないように気をつけながら広げていきます。

ここまで出来たら最初のダッカールは外してしまって大丈夫です。

 

髪質などにより崩れるのが心配な場合はネットをかけていきます。

ネットは広げるとこんな感じになっています。

フチに太い所があるのでそこの真ん中にUピンを引っかけます。

 

フチの太い所をシニヨンの内側を通すようにぐるっと1周かけていきます。

ネットに引っ掛けて2本くらいピンを打っておくとより安定します。

 

余ってしまったネットは巻き付けてアメピンで留めてしまいます。

 

スポンサーリンク

 

シニヨンの作り方②:畳みこみ

この作り方はシニヨンっぽく見せるやり方です。

上から毛を被せてシニヨンの表面に動きをつけたスタイルにする場合には、綺麗にシニヨンを作る必要はないのでこのやり方を使います。

最近だとあまりつるっとしたシニヨンを作る機会が少ないので、一番よく使うかもしれません。

 

☆先にすき毛を固定

下を結んだら先にすき毛を固定しておきます。(ピンは4か所)

使うピンはUピンでもアメピンでもどちらでも構いません。

 

☆毛先を畳み込む

毛束を2つに分けてクロスさせます。

その状態で片方ずつ毛を畳み込んでいきます。

 

すき毛の下部分が見えやすいのでそこを注意しながら畳み込んだ毛束を広げるように下半分を被せていきます。

 

反対側も同じようにすき毛を隠していきます。

 

簡単で早いシニヨンベースの作り方

隠せたらネットを被せていきます。

こちらのシニヨンでは分厚い方のネットを使いましたが、しっかりかかってさえいればどちらを使っても大丈夫です。

 

シニヨンの作り方③:ネットで包み込む

分厚いネットの力を借りて包み込むようにして作るシニヨンの作り方です。

小さいシニヨンを作るときよりも、大きめのシニヨンを作るときに適しています。

 

かといって、小さいシニヨンに使えないことはありません。

ですが、すき毛が小さくなるということは、それだけ毛をしまい込むためのポケットが小さくなるため、髪の長さには注意しましょう!

 

また髪の長さが短めの方で、ギリギリすき毛が隠れる程度の長さの方にも対応可能です。

ネットという道具に依存しますが、シニヨンを仕上げるスピードとクオリティは慣れたら一番です

 

☆すき毛を留める

 

結んだらすき毛を固定していきます。

今回は上の2か所のみをアメピンで留めていきます。

下にピンはとめず、開くようにしておきます。

 

☆根元に逆毛を入れて広げる

3パネルくらいに分けて下から根元に逆毛を入れていきます。

逆毛を入れるのは根元を広げやすくする為です。

 

大きく広げてすき毛を覆うようにします。

毛が戻ってこないように、Uピンで仮止めしておくとやりやすいです。

 

☆ネットを被せる

分厚い方のネットを使います。

手でなるべく大きく広げ、一気に被せます。

分厚いネットはゴムの力が結構強いので、余った毛も全てすき毛の裏に押し込んでいきます。

全てしまったら、ネットの端をピンで留めていきます。

 

 

簡単で早いシニヨンベースの作り方

ネットの上部分をしっかりとひっぱり、ピンで固定してください。

そうすることによって全体がきゅっとしまります。

 

最後に形を整えていったら完成です。

 

まとめ

シニヨンの簡単な作り方を3つ紹介しましたが、どれも僕が実践で使っているやり方です。

所用時間は5分かからないくらいで出来ますので、とても早いです。

きちんとしたやり方から入ると、とても難しいし練習もかなり必要になりますが、こちらで紹介したやり方なら比較的簡単に使えるようになると思います。

 

普段の仕事で着物のヘアセットはほとんどやらないという方も一応知識として覚えておくといざという時に役に立つと思いますよ!

 

 

ヘアセットを基礎から学ぼう!

『基礎から学ぶヘアセット』をテーマに、ヘアセット上達に向けた基礎の知識や技術を公開しています!

 

●ピニング(ピン留め)

>ピニング① 基本的なアメピンの留め方&基礎練習

>ピニング② 実践的なピニング(ピンの留め方)の種類と応用

>準備中:ねじピン(Uピン)の使い方

 

●ゴム結び(ポニーテール)

>ヘアセットで使う、糸ゴムの結び方と解説

 

●ホットカーラー

>ホットカーラー編① 基本的な巻き方の解説

>ホットカーラー編② 構成に合わせたカーラーの巻き方

 

●逆毛

>【ヘアセットの基本】逆毛の立て方 ボリュームの出し方と応用テクニック

●カールアイロン基礎

>カールアイロン初心者が絶対に覚えたい、髪の巻き方&基礎知識

>【ヘアアイロン】挟む角度+入れ方で変わるカールの仕上がり【比較】

>準備中:カールのほぐし方による質感コントロール

 

●ストレートアイロン基礎

>準備中:ストレートアイロンの操作

 

●アップスタイル基礎

>【ヘアセット】アップスタイルの基本の土台、抱き合わせのやり方

>【ヘアセット】和髪にも使える!簡単で早いシニヨンベースの作り方

>準備中:ヘアセット練習用基本スタイルの作り方(抱き合わせを使った被せのアップ)

>準備中:簡単な和装スタイルの作り方

 

スポンサーリンク