ヘアセットの基本:逆毛の立て方 ボリュームの出し方と応用テクニック

 

逆毛を立てるのって本当に難しいですよね。ウィッグではうまく立てられるのに人頭だと綺麗に立てられなかったりしませんか?

ヘアセットの基本はピン打ち、逆毛、ポニーテール(土台作り)と言われており、その中でも逆毛は習得するのに一番時間のかかる技術と言われています。

面などのデザインだとクオリティに直接繋がってくる部分ですので、本当に重要です。

 

僕も逆毛の練習はとても苦労しました。

ウィッグで立てられるようになっても、人頭だと様々な髪質があり人によって力の加減だったり、手の使い方を微調整していかないとうまく立てる事ができないからです。

ここではそんな逆毛について、うまく立てるコツや様々な種類の逆毛の立て方を詳しく解説していきたいと思います。

 

とても難しい技術ですが、逆毛を極める頃にはアップスタイルにおいて様々なデザインが自在に作れるようになりかなり自信がついていると思います!

では順に見ていきましょう。

 

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基本的な逆毛の立て方

1.コームの刃の幅より少し狭めの幅で2cmほどスライスをとります。

基本的な逆毛の立て方の解説

 

2.上記の幅でスライスをとったら、出来たパネルをややアップステム(顔側に傾けて)梳かします。

基本的な逆毛の立て方の解説

 

3.毛束を持っている方の手で毛束をピンと張りテンションをかけます。

基本的な逆毛の立て方の解説

 

4.コームの刃先を使い毛を搔き出しながら最初は根元を中心に毛を押し込み徐々に中間へ上がって逆毛を立てていきます。

基本的な逆毛の立て方の解説

基本的な逆毛の立て方の解説

 

☆逆毛を立てる時のコツ
  • パネルは必ずアップステムで持ちます。
    それ以外の角度では、根元に逆毛が入りづらくなり、ボリュームが出にくくなります。

 

逆毛でボリュームを出しながら表面に面を出す

基本的な逆毛の立て方の解説

 

1.ボリュームを出したい部分を3スライス程根元を中心に逆毛を立てていきます。

基本的な逆毛の立て方の解説

 

2.逆毛を広げながら下から順に戻していく。

基本的な逆毛の立て方の解説

 

3.一番表面になる部分(面になる部分)の逆毛を、表面2~3mm程をとかしていくイメージでコームを入れ、表面を綺麗に整えていきます。

基本的な逆毛の立て方の解説

 

☆綺麗に面を出すコツ
  • どれだけボリュームを出したいかで逆毛の量は変わりますが、若干作りたいサイズよりも多め逆毛を入れておいた方が、後々ボリュームダウンする事なくスタイルが長持ちします。
  • 逆毛を立てて戻した後に、手のひらで軽く押して反発具合が全体的に同じくらいになっていれば均一に逆毛が入っている事になります。一部分だけ逆毛が弱いと凸凹になってしまうので、必ずチェックしましょう!
  • 表面にくる部分は、コームの刃先が飛び出さないように注意すると、表面に余計な逆毛が出ずに綺麗に仕上がります。
  • 表面の毛流れはそのままデザインに繋がるので均一に広げるようにしましょう。

 

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その他の逆毛

基本的な使い方以外で役に立つ使い方を解説します。

髪の毛同士を繋げプレート状にする

逆毛の立て方、注意点は基本的な逆毛の立て方と同じですが逆毛を入れる量や場所が変わります。

ボリュームを出す逆毛と違う点は、根元中心というよりも根元〜中間にかけて均一に逆毛をいれていくイメージで逆毛を立てます。

 

夜会巻きや抱き合わせなどをする時、逆毛を入れずにそのまま持っていくよりも、この逆毛を軽く全体に入れておく事でまとめやすくなります。

他にも前髪を綺麗に流したりする時に、軽く内側に繋がる逆毛を入れておくことで髪の毛が割れてしまうのを防いだり、キープ力を上げたりする事が出来ます。

 

その他の逆毛の立て方の解説 

その他の逆毛の立て方の解説

 

カールを出す、カールの方向付けをする

カールアップなど、カール系のスタイルを作る時に使います。

作っているとき「ちょっとカールが足りないな」っと思った部分の裏側に軽く逆毛を入れて割いたりズラしたりする事で、よりカールを出したり、動きを作る事が出来ます。

 

また、ちょっとカールの向きを変えたい時にも動かしたい方向に向けて逆毛を軽く立てる事によって、カールの向きを強引に変える事が出来ます。

 

その他の逆毛の立て方の解説

その他の逆毛の立て方の解説

 

おわりに

逆毛について解説していきましたが、いかがでしたでしょうか?逆毛に悩んでいた方のお役に少しでも立てたならとても嬉しいです。

最近は編み込み系などの逆毛を必要としないスタイルが多く出てきていますが、逆毛を使うスタイルはアップの基本でもあるので、出来るようにしておいた方がご自身のスタイルにバリエーションが増え、お客様の様々な要望に応えられるようになると思います。

 

「逆毛が上達する=アップが上達する」

と言う事に直接繋がるので、積極的に練習していきましょう!

 

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